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公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター

【開館】9:00-17:00(入館16:30)【休館】12/29-1/3

イベント・展示

展示

第2回ホール展 遺跡で発見!大地の動き

第2回ホール展 遺跡で発見!大地の動き
実施日 2018.09.15(土)~2018.12.16(日)
実施場所 石川県埋蔵文化財センター
ホール

詳細内容

 地震大国・日本の中で、これまで調査された石川県の遺跡にも地震痕跡が残るものがあります。
地震痕跡が見つかった遺跡を取り上げ、地震が身近な存在であることや土地利用の方法などを紹介します。

【遺跡に残る地震痕跡】
・遺跡で確認できる地震痕跡の種類(活断層、液状化、地すべり、地割れ)
・その現象の起こり方など
【石川県の地震痕跡】
・「金沢市 梅田B遺跡」
 金沢東部環状道路建設や北陸新幹線建設に伴う発掘調査が19931999(平成5~11)年に行われました。
弥生時代から中世にかけての、集落や水田などの耕作地が見つかっています。弥生時代後期後半に地震が起こり、断層を境に海側が隆起し丘陵側が沈降したため、建物があった集落域がその後水田となった場所があります。地震による土地の変化を利用した例です。この断層が地下6mで実際に検出された様子など紹介します。
      展示品 ・弥生時代後期の周溝を持つ建物出土遺物(土器、石器、勾玉、管玉など) 
                    ・地震前の時期のその他の遺物  
                    ・地震後の中層(弥生後期後半~古墳前期初頭)の遺物(土器、石器、木製品など)
      写真パネルなど-遺跡遠景、弥生後期後半の建物、柱穴礎板の様子、建物周溝の遺物出土状況、
                                   森本断層調査グループによるトレンチ調査、トレンチ内の断層写真など 
・「金沢市 普正寺高畠遺跡」
    金沢港外周をめぐる臨港線の街路整備事業に伴い、1990(平成2)年度に発掘調査が行われました。中世後半~江戸時代初め頃には集落があり、18世紀後半頃から耕作地となっていたと考えられています。近世前半の遺構を切った砂脈が多数見つかり、土層断面では近世末以降の地層に覆われた噴砂の跡も見つかりました。この液状化を引き起こした地震は、1799(寛永11)年の「金沢地震」と推定されます。地震の頃には耕作地となっており、現在も周囲には水田が広がっています。
     展示品 ・中世の陶磁器、土錘
                   ・中世の板碑、五輪塔
                   ・中世の鉄滓、フイゴ羽口、銅製椀、るつぼ
                   ・中世の茶臼、硯
                   ・近世の陶磁器
     写真パネルなど-調査区遠景、砂脈の検出状況、土層断面での噴砂痕、遺物出土状況など
・その他写真で紹介する遺跡
「白山市 部入道B遺跡」「白山市熱野遺跡」噴砂・砂脈の写真(白山市から借用)
「羽咋市 東川原三俵刈遺跡」砂脈の写真(羽咋市から借用)

実施場所
石川県埋蔵文化財センター
ホール

〒920-1336
石川県金沢市中戸町18-1

現在地からの実施場所までの道のり

公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター 普及啓発担当
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