加賀市大聖寺は、寛永16年(1639年)に立藩された大聖寺藩の城下町であり、現在も江戸時代の町割りを色濃く残しています。
今回の調査箇所は、現在の菅生交差点に面する県道事業地であり、大聖寺城下町遺跡の南東端となります。「天明6年大聖寺絵図」(1786年作図)では、小松方向からの北國街道が城下町中心部に向けて大きく西に折れる地点にあたり、「崎野ヤ」「山中ヤ」などの家号をもつ町屋が描かれています。調査により、当時の生活が明らかになるものと期待されます。
遺跡名 | 加賀市 大聖寺城下町遺跡 |
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時代 | 近世 |