公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター

詳細内容

　いしかわの発掘展は、広く県民に埋蔵文化財に対する関心を高め、理解を深めていただく機会として、夏季に開催する企画展です。

　奈良時代に越中守(えっちゅうのかみ)に任命された大伴家持(おおとものやかもち)は、能登の諸郡を巡行し、美しい自然の情景や人々の暮らしを『万葉集（まんようしゅう）』に遺（のこ）しています。
　また、平安時代に加賀守(かがのかみ)に任命された藤原為房(ふじわらのためふさ)は、自身の日記『為房卿記（ためふさきょうき）』に加賀国へ下向し、社寺を巡拝（じゅんぱい）した様子を事細かに記しています。
　二人の国司による能登・加賀の巡行を遺跡でたどり、発掘調査の遺物を紹介することで奈良・平安時代におけるいしかわの風景を探ります。

 

実施場所

石川県埋蔵文化財センター
本館ホール･研修室

〒920-1336
石川県金沢市中戸町18-1

現在地からの実施場所までの道のり