梯川の河川敷に位置する、弥生時代~中世の集落遺跡です。昨年度の調査では、下層(弥生~古墳時代)、中層(古代~鎌倉・室町時代)、上層(室町~戦国時代)の3層で遺構を確認しました。
春期の調査では、下層の弥生時代中期~後期の集落跡から、円形の溝で囲まれた平地建物と呼ばれる住居跡や掘立柱建物、梯川の旧流路などがみつかり、弥生土器が出土しました。また、古墳時代~奈良時代の土坑からは土器がまとまって出土しました。
増水期の中断期間を挟み、秋期も調査を予定しています。
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遺跡名 | 小松市一針C遺跡(こまつしひとつはりCいせき) |
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時代 | 弥生時代~室町時代 |