梯川の左岸の標高2mの低地に立地する集落遺跡で、南1.3㎞には弥生時代中期の拠点集落として有名な八日市地方遺跡があります。
調査では、弥生時代中~後期と中世の2時期の集落を確認しました。 弥生時代では、集落を囲んだ溝(環濠)を確認し、大量の中期の土器や管玉を作る素材が見つかりました。調査区の南側では、方形周溝墓(溝で方形に囲まれた墓)が集中する場所が見つかり、集落と共に墓域があったことが分かりました。
中世では掘立柱建物、竪穴建物、井戸などを確認し、当時の集落の様子が明らかになりました。
遺跡名 | 園町遺跡 (そのまちいせき) |
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時代 | 弥生・中世 |