8/23(日)に「鹿角製アクセサリーづくり」体験を行いました。センターで鹿角製アクセサリーづくりの講座をするのは3年ぶりのことでした。
以前、津幡町にある石川県森林公園から分けていただいた鹿の角をちょうどいい大きさに切断し、加工できる程度の固さになるまで煮込んだものを体験者のみなさんに渡しました。体験では鹿角の海綿質部分を石などで削り取り、角の表面を砥石で磨き、出土品を参考に模様を刻みました。鹿角の表面も部位によっていろんな模様がついているため、特に模様をつけずそのままの形を生かしたいという体験者も多くみられました。
講座の最初に使用する鹿角を体験者に選んでもらっていると、
「鹿の角ってこんなにおいするんだ…」
「煮込んで、水につけてるとこんな簡単に削れるなんて知らなかった!」
と、普段の動物の鹿から想像できない知識をこの講座を通して学べた様子でした。
参加者のみなさん、ありがとうございました。石川県森林公園様、ご協力ありがとうございました。