寺家遺跡の北側に隣接する柳田猫ノ目遺跡では、2015~2017年度に実施した、のと里山海道の拡幅に伴う発掘調査により、弥生時代~中世の集落及び生産域が洪水砂等の堆積を挟み、最大4面の遺構面が重複している状況が明らかとなりました。
昨年度は、3面の遺構面を対象として調査を行い、古代~中世の水田や畦畔、畝溝、水路などの遺構を検出しました。また、古代の土師器や須恵器に文字や記号を書いた墨書土器が10点以上出土し、寺家遺跡との関連性が想定されます。
今年度は、さらに下層の遺構面を対象とした調査を予定しています。
遺跡名 | 柳田猫ノ目遺跡 (やないだねこのめいせき) |
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時代 | 縄文時代~中世 |