羽咋市の北東部、碁石ケ峰西麓の小扇状地に位置し、中世の集落跡と水田、奈良・平安時代の集落跡を確認しました。中世の集落跡から13世紀頃と考えられる木棺墓2基が見つかりました。2基は南北方向を主軸にもち、同時期に作られたことがうかがわれます。水田は洪水によって覆われたので、当時のままの状態で残っており、その一角で62枚の銅銭が見つかりました。奈良・平安時代の集落跡からは掘立柱建物、溝、小穴などが見つかりました。
遺跡名 | 酒井バンドウマエ遺跡 (さかいばんどうまえいせき) |
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時代 | 古代・中世 |