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公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター

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最新発掘情報

能登地域 終了

七尾市 国分山遺跡 令和7年度の発掘調査が終了しました

 国分山遺跡は、鷹合川と御祓川に挟まれた標高約32mを測る丘陵上に立地しています。
 調査区の北側では、弥生時代後期後半~終末期にかけて築かれた3基の方形周溝墓や複数の木棺墓群、1棟の竪穴建物(約6.5×6.5m)などを検出しました。方形周溝墓の周溝は四隅が切れた形で、1号墓は周溝内側で約13.0×13.0m、2号墓は約6.5m×6.0m、3号墓は5.0×5.0mの規模を測ります。それぞれ中央部分に長方形の墓壙(1号墓:3.8m×1.9m)が見つかり、規模が大きく深い特徴があります。1号墓の墓壙からはガラス小玉約60点と石製の管玉2点が出土しました。県内でも調査事例が少ないことから、貴重な発見となりました。
 また、1号墓の周辺では8基の木棺墓が見つかり、その内の木棺墓2からは勾玉3点と管玉20点が出土しました。
 調査区の南側では、さらに方形周溝墓(4号墓:約6.5m×6.2m)1基、時期不明の炭窯とみられる複数の土坑、多数の小穴などが見つかりました。
 4号墓は調査区南端に位置しており、次年度以降の調査区へ墓域が広がることが予想されます。

遺跡名 国分山遺跡
時代 縄文時代~近世

現場の写真

  • 方形周溝墓群と竪穴建物

  • 1号墓と木棺墓群(西から)

  • 2号墓(北から)

  • 竪穴建物(西から)

  • 1号墓の墓壙から出土したガラス小玉・管玉

  • 木棺墓から出土した勾玉・管玉

  • 竪穴建物から出土した弥生土器

  • 1号墓周辺の発掘作業風景(南西から)

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