

令和7年11月29日、七尾市国分山遺跡発掘調査の現地説明会を行いました。当日は晴天の中、県内外から午前・午後の部合わせて約100名の参加があり盛況でした。
調査区の北半部では、弥生時代後期後半~終末期にかけて築かれた3基の方形周溝墓や複数の木棺墓群、1棟の竪穴建物(約6.5×6.5m)などを検出しました。方形周溝墓の周溝は全周せず四隅が切れた形で、1号墓は周溝内側で約13.0×13.0m、2号墓は約6.5m×6.0m、3号墓は5.0×5.0mの規模を測ります。それぞれ中央部分に埋葬施設とみられる長方形の墓壙が見つかっており、規模が大きく、深さのある特徴がみられます。県内でも調査事例が少ないことから、貴重な発見となりました。また、1号墓の周辺では複数の木棺墓が見つかり、その内の1基(木棺墓2)からは勾玉3点と管玉20点が良好な状態で出土しました。埋葬施設の多くは現在も調査中で、墓壙から副葬品の出土が期待されます。
調査区の南半部では、1基の方形周溝墓(4号墓、約6.5m×6.2m)や時代不明の炭窯とみられる複数の製炭土坑、多数の小穴などが見つかり、こちらも現在調査中です。
地元の参加者でも遺跡の存在を知らなかった方がほとんどで、身近な標高約32mの低丘陵上に弥生時代の墳墓群や建物跡などが残っていたことに、みな驚いていました。
※現地説明会当日配布資料(11月29日実施)へのリンク ←ここをクリック
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| 遺跡名 | 七尾市 国分山遺跡 |
|---|---|
| 時代 | 縄文時代~近世 |