矢田遺跡は、七尾市街地の東側に位置する弥生時代~中世の遺跡です。
今回の調査では、調査区北側(A区)からは古墳時代~奈良・平安時代にかけての川跡が見つかり、土器や木製小型祭祀具などが出土しました。
一方、調査区南側(B区)では、弥生時代~古墳時代の溝を確認しました。溝からは祭祀に使用したと考えられる土器や、製作途中の木製品などが良好な状態で出土しました。
能登地域の弥生時代、古墳時代、奈良・平安時代の3つの時期にわたる人々の暮らしについて多くの資料を得た調査となりました。
令和3年11月20日(土)には、現地説明会を行いました。(当日配布資料はこちらから)
現場の写真
調査区と周辺の風景(南から)
A区の全景(北東から)
出土した木製品(A区)
木製小型祭祀具の出土状況(A区)
B区の様子(南から)
古墳時代の土器(B区)
出土した木製品(B区)
現地説明会風景