8月6日(土)七尾市矢田遺跡にて第1回親と子の発掘体験教室を実施しました。
直前の大雨のため開催が危ぶまれる状況もありましたが、当日の天気は良く、無事に体験教室を開催することができました。
参加者は、調査員の発掘の話や矢田遺跡の調査からわかることを熱心に聞き、どんな遺物が出土するかわくわくしながら発掘体験に進みました。はじめはなかなか思うように発掘できない場面もありましたが、次第に石と遺物の見分けがつくようになり、土師器などの遺物を掘り出していました。
暑い中でしたが、終了時刻が近づくと、「もっと掘りたい」、「時間があっという間だった」という声もあがっていました。
洗浄体験では、参加者自身で遺物の泥を丁寧に落とし、自分の掘り出した遺物について質問する参加者も多く、あっという間に時間が過ぎました。
体験教室の最後には、体験者1人1人に「こども考古学者」認定証の授与式を行いました。今回の教室では、考古学への興味が高まったという子どもたちが多く、職員としてはとてもうれしく思いました。
今回参加された体験者の皆様、ありがとうございました。