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公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター

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最新発掘情報

加賀地域 終了

小松市一針C遺跡 秋期調査が終了しました

 梯川右岸に広がる弥生時代~室町時代の集落遺跡です。10月から再開した調査では、建物や井戸などの集落遺構や川跡などが見つかりました。
 調査区1の川跡からは多くの弥生土器が見つかり、文様が施されたものもありました。また、調査区2では大小の井戸や土坑などを多数確認し、中世の井戸からは曲物の井戸枠や下駄が見つかりました。調査区3の中世の生活面では、井戸のほかに川原石や石臼、土器片などが入った溝が見つかりました。
 令和3年11月28日(日)には、現地説明会を行いました。(当日配付資料はこちらをクリック)

遺跡名 一針C遺跡
時代 弥生時代~室町時代

現場の写真

  • 秋期調査区 遠景(上流側から)

  • 調査区1 弥生~古墳時代の川跡のようす

  • 調査区1 川跡から出土した弥生時代の高杯

  • 調査区2 全景

  • 調査区2 土坑から出土した弥生土器

  • 調査区2 中世の井戸から出土した下駄

  • 調査区3 石などが入った中世の溝

  • 調査区3 中世の井戸枠

  • 現地説明会のようす

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