梯川右岸の河川敷に位置する、弥生時代~中世の集落遺跡です。春期の調査では、中世後半の水田跡と集落跡の遺構を確認しました。
梯川旧流路の上面では、約40m×25mを測る方形の大畦畔に囲まれた水田や水路が見つかりました(調査区1)。また、掘立柱建物柱穴や大小の井戸・土坑などを多数確認し(調査区2)、井戸からは銅製の小坏や石臼、石塔、下駄、漆器椀、木製のひしゃくなど多くの遺物が出土しました。
増水期(6~9月)の中断期間を挟み、秋期も調査を予定しています。
遺跡名 | 小松市一針C遺跡 |
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時代 | 弥生時代~室町時代 |